プロペシアと肝機能障害の関係について

プロペシアと肝機能障害の関係とは?


プロペシアに限らず、薬はすべて肝臓で分解され、処理されます。ですから、長期にわたって薬を飲むことは肝臓への負担となり、肝機能を低下させることにもなりかねません。

薬は肝臓で処理される


内服薬は口から服用した後、胃や腸で吸収され、毛細血管に入り、体を巡って作用し、その後肝臓へ入り、排出するために分解されます。

肝臓にはシトクロムP450と呼ばれる酵素があり、この酵素によって薬を分解して無害化し、次いで腎臓をとおって尿となり、体の外へ排泄されます。

ですから、薬を飲むと、それを代謝するために肝臓が余計に働かなくてはならなくなり、負担がかかります。風邪薬の場合、短期間の服用なのでたいして問題はないのですが、プロペシアに関しては1年、2年、と、長期に渡って、しかも毎日飲み続ける薬です。

気付かぬ間に肝臓が疲れ、機能が弱まり、肝機能障害を引き起こしてしまうか分かりません。プロペシアに限らず、長期に渡って薬を服用する場合には定期的に血液検査を受け、肝機能をチェックしましょう。血液検査は半年に1回が目安です。

肝機能が落ちるとどうなるのか


肝機能が落ちると、さまざまな毒物が分解・代謝されにくくなるため、長い時間体内を巡ってしまい、体がだるくなります。肝機能障害の症状としては、疲労感、吐き気、食欲不振、黄疸などがあります。しかし、肝機能が低下し始めた段階では自覚症状がないことが多く、血液検査をして初めて気づくことが多いでしょう。

肝機能が落ちると、プロペシアの服用に支障をきたします。プロペシアの成分がスムーズに代謝されないため、長い時間体内を巡ってしまい、副作用が表れやすくなります。肝機能が落ちても服用を続けると、肝臓に更に負担がかかってしまい、肝炎、肝硬変へと進んでしまう可能性も出てきてしまいます。

繰り返しになりますが、長期にわたって薬の服用をするなら、頻繁に肝機能のチェックを受けましょう。