プロペシアとうつ病の関係について

プロペシアとうつ病の関係とは?


プロペシアとうつ病には直接的な関連はないものの、プロペシア服用者の中には稀にうつ症状を経験する人もおり、プロペシアが何らかの理由でうつ状態を招くことがあると考えられています。

男性ホルモンの減少が関係している可能性


プロペシアを飲んでうつ症状が出る場合、その原因として関連があるかもしれないと言われているものの一つに、男性ホルモン“ジヒドロテストステロン”の減少が挙げられます。

プロペシアは、男性ホルモン“テストステロン”は減少させないものの、“ジヒドロテストステロン”の生成を抑えます。このことが精神状態に影響を与えてしまうのでは、と考えられています。

男性ホルモンが精神に与える影響


テストステロン、ジヒドロテストステロン共に、男性ホルモンは、男性的な思考傾向を作るのに関係しています。例えば、決断力、誰かと競い合って勝ち抜こうとする意欲、プライベートに誰も立ち入らせないでひとりで静かに考えたいという欲求、繊細な感情よりも理性で物事を扱う思考パターンなどを作るのに関係しているのです。また男性ホルモンは、人を明るく前向きにさせる働きもあります。

プロペシアによってジヒドロテストステロンは減少しても、テストステロンは減少しないため、プロペシアによるうつ症状の発現は考えにくい、という見方もあるようですが、ジヒドロテストステロンならではの働きも確かに確認されており、それはテストステロンで補えるものではないようです。

ジヒドロテストステロンが減少することで精神的に影響を受け、これまでのようにワイルドにふるまえない、小さなことにくよくよしてしまう、決断力が落ちる、といったことは生じ得ることなのです。

もともとうつ傾向があった場合などに、うつ病へと発展しやすくなるので注意が必要です。

神経活性ステロイドの減少が関係している可能性


プロペシアの服用により、神経活性ステロイドが減少することが分かっています。神経活性ステロイドは気分障害に係わる物質であるため、うつ症状を引き起こす可能性があります。

プロペシアがどのようにうつ症状と関連するのかに関しては現在研究中であり、はっきりとしたことが分かっていないのが現状です。しかし、プロペシアの服用を開始してから気分が良くない場合には医師に相談し、プロペシアの服用量を減らしたり服用をやめるなどの決断が必要になるでしょう。