プロペシアとミノキシジルの比較について

プロペシアとミノキシジルはどっちがいい?


プロペシアとミノキシジルは、効能が根本的に異なります。プロペシアは男性型脱毛症の進行を遅延するもの、ミノキシジルは頭皮の血行を促進して発毛を促すものです。

どちらか一方の服用でも育毛効果が確認できますが、これらを併用することで効果が倍増します。

薄毛の原因が男性型脱毛症である場合、根本的な部分に働きかけるためにはプロペシアを服用するべきです。その上で、発毛効果をプラスしたい場合にミノキシジルが追加されます。

以下、プロペシアとミノキシジルのそれぞれの効能について詳しくお話します。よく理解した上で服用するかどうかを決めましょう。

プロペシアの効能は?


プロペシアには、男性型脱毛症の進行を抑制する効果があります。どのように抑制するのかお話しするに当たり、男性型脱毛症はなぜ起こるのかについてまずご説明します。

男性の体内では、男性ホルモンが多く分泌されています。何種類かある男性ホルモンのうち、脱毛症と関係しているのはテストステロンというホルモンです。これが、5aリダクターゼという酵素の働きによってジヒドロテストステロンというホルモンへと変化します。このジヒドロテストステロンが、頭皮にある男性ホルモン受容体に結び付くと、毛根が弱ってしまい髪の毛が抜けやすくなってしまうのです。これが男性型脱毛症です。

プロペシアは、悪さをする酵素5aリダクターゼの働きをくい止める効果があります。この酵素が働かなければジヒドロテストステロンも生産されず、毛根を丈夫な状態に保つことができるという訳です。

よって、プロペシアの効能は男性型脱毛症の進行を抑制することであり、すでに毛が抜けてしまった毛穴に対しての発毛効果が期待できるものではありません。しかし実際のところ、クリニックによる観察によれば、プロペシアのみの服用でも6割の患者に発毛効果が表れているようです。

ミノキシジルの効能は?


ミノキシジルの効能は、頭皮の毛細血管を拡張して血流を促し、頭皮環境を整えることです。同時に、発毛しなくなった毛穴を刺激し、発毛を促します。

ミノキシジルとは、もとはと言えば高血圧の薬として使われていました。どのようにして血圧を下げるのかと言えば、毛細血管を拡張して血管内の体積を増やすことによってです。

とある日、ある医者が、ミノキシジルを投与していた患者に脱毛改善効果がみられることを発見し、ミノキシジルの育毛剤としての研究が始まったのです。

このことからも予測がつく通り、血圧に問題のない人がミノキシジルを飲むと血圧が下がりすぎ、動悸やめまいがしたり、頭痛がしたりすることもあります。ミノキシジルには発毛効果が期待できますが、体への負担に注意しつつ服用するようにしましょう。